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風が 強い 。
朝から、夢をみて
泣きながら目が覚めた。
夢のシーンで わたしは5才で、
当時着ていた 水色の水玉のワンピースが
すごく印象的だった。
しゃくりながら泣いて
祖父の足にまとわりついていた。
兄の若い頃の顔などは、高校生の頃のそのままだったし
祖母の 細くはないけれどつやのいい足首は すごくリアルで
なんともいえず。
母はあいかわらず、母だった。
サンヨー サンヨー
サンヨー サンヨー
て、みな声を張上げながら、
本堂に撒かれた木の札を 一斉に拾う。
雪の深い わたしの生まれた土地の祭。
サンヨ が 撒与 て いう意味だったなんて
25才になって 初めて知った。
見に来ていた 保育園のときの同級生 2人に会った。
さらに1人は、押し合いに出ていて、
もう1人は、役員をしていた。
___ なにしてるがいやー
来るなら連絡よこせばいいねっか!
何年も会っていないのに、
からっとした明るい声で 声をかけられて、
子どものころと変わらない喋り方に つい顔がほころぶ。
幼いときに 口になじんだ言葉とは ふしぎなもので、
どんなによその地域に住んでも、
どんなに他のことばを話す人の輪に入っても、
すこしのきっかけで、
今でも ふと堰を切ったように口からでてくるから
じぶんでも予期せず 口に出てきたとき、
おもいがけず すこし焦がれてせつない。
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