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ルーマニアのことは言葉にしにくい。
どうしてルーマニアなのかと聞かれても、
よくわからないけど行きたいと答えていたし、
そもそもそれは、
本人は実際にはよくわかっているが、
他人に上手く説明が出来なかったり、
なんとなく話しても間単には共感が得られると思っていないものだったりする。
だいたい聞かれてうやむやにするのは、
自分の "好み" だとか "固執するもの" が関わっているときだ。
性癖であって、他人に話すものでもない。
そうゆう性癖は 人それぞれある。
ちなみに私は他人の性癖をのぞくのがすきだ。嫌な質問もいっぱいする。
2013.5.14
9月某日、
電話で取り置きしていた 午腸茂雄の本 を
恵比寿から青山まで 意気揚々と歩いて取りに向かったが、
入口付近に そろりと申し訳程度に陳列されていた
カラーブックスシリーズ「食べられる野草」 に それまでの全ての気を持っていかれてた。
中身をひらくと、表紙ほどのインパクトはなかったが、
最近読んだ小説に出てきた野草の名前が、食べ方と一緒にたくさん載っていたのと
装丁と大きさが いたく気に入ったので
こりゃあいいぞと 購入し、
あとは恋人に内緒で 居間の壁にこっそりと立てかけておく。
植物の名前を聞いたら 答えが返ってくる相手がいい
男でも 女でも
3人でのアパートメント生活に慣れてきた。
ポーランド、スロヴァキア、ハンガリーと、
キッチン付きの広い部屋を借りて、借り暮らししながらする旅行。
ひとりで旅行してたときとは、比べ物にならないくらいの快適さ。
安心感。気兼ねなさ。
なにより、知らない街で、
帰る家とおいしいごはんと専用の冷蔵庫と広くて心地いいベットがあるなんて
とにかくもう、ひとりで勝手に心が震える。
ほんとにたのしい。
感覚の近いひとたちと一緒の旅行は、
楽だし、猫かぶらないし、居場所がある。
ごはんがおいしいときは、おいしいねー と、声を大にして言うし
予想外に期待したものがない場所に行ったときには、たいしたことねぇ!と、堂々口に出せる。
だからきっとほんとはもう ひとりで旅行なんて、しなくてもいいのだ。
あぁ、でも なんで行くんだろ。
ここから先は、わたしひとり ルーマニアへ。
大高さんと俊くんは、カンヌへ。
もうひとりで旅行ができなくなってる気さえしてる。
明日世界がなくなっちゃえばいいのに。
2013.5.11
主観的な夕刻の風景。
2013.5.10
3年前にも1度、来ている。
この街の印象はとても良かった。
3年前と全く同じことをしてみた。
くさり橋を通って丘に登って、そこからドナウ川越しに街を眺めて、
市場に行ってグヤーシュを食べる。
驚いたことに、
わたしはその道のりを、なにひとつ覚えていなかった。
前にここに来たのは、自分じゃないんじゃないかと思うくらい
以前のことを思い出せない。
ほんの 部分的に。
あの建物の窓枠は木製だったな、とか、先端の像が伯爵っぽかったなとか、
市場の光の射し方や、レストランのガラスに貼ってあるシールだとか、
前に自分で写真に撮った 極めてどうでもいいものだけ、
やたらくっきりと見えて、
呼び水になって 頭の記憶を引き出そうとする。
人の記憶と撮った写真は、ほとんど当てにならない。
自分の中でいつのまにか添削や改ざんしてる。
主に個々のイメージ違いや、泥臭いところを消去する。
だからきっと わたしはまた、
登った丘までの上り坂のつまづきやすい石畳だとか、
市場の2階のおみやげ屋さんにはロクなおみやげが置いていないところだとか、
見た目ほどおいしくはないラザニアの味だとか、
数ヶ月もしないうちに、忘れてしまうんだろう、さみしい。
2013.5.9
ヴルコリネツ 【Vlkolínec】
木彫りの人形と絵本みたいな家のあるスロヴァキアの集落。
前の日の話
「 ___ この、ヴルコリネツって所に行きたい。 」
そう言い出したのは、確かにわたしだった。
けれどアクセスが悪く、交通費も他の観光地よりかさむ。
わざわざその集落を見るためだけにそこに行くような場所でもないため、
夕ごはんを食べ終わった後には、
もう行かなくていいや と思っていた。
大「 これ、だれが行きたいって言ったんだよ、笑 」
大「 こんなに俺らに調べさせといて、そりゃあもう すばらしいところなんだろうね 」
と、ゆわれつつ、
なんだか調べるのも飽きてきたし、
個人的な趣向に、2人を付き合ってもらうのもわるいので、
わたし自身の中のヴルコリ熱も冷めてきた(うまいね!)
こ「 __ 行くのやめよう? そんな労力かけて行くところでもない 」
俊「 いや、そんなこと言ったら行くとこ全部がそうだから。ははは 」とはね返される。
2人はかたくなに調べるのをやめない。
___ ? (なにが2人をそうさせる)
俊「 こんだけクソみたいに行きづらいとどうにかして行ってやろうとか思っちゃうね。 」
うーん なかなか 男の人って すごいなぁ。 笑
ただ、この2人の前では「ここ行きたい」なんて、軽く口にしちゃだめだ。
目的果たされるまでしつこいから。
わたしひとりじゃ絶対あきらめてる。
2013.5.8
山がかっこいいスロヴァキア。
クラクフ ザコパネ ポラニン を経由して、
スロヴァキアのポプラトへ。
ザコパネはスノーリゾート地のようで、
調べていた乗り継ぎのバスの時間が、夏期運休で1日1本だけになっていた。
ひたすら待つ。たいくつ。
山、きれいだなぁ。
クラクフのアパートメントで作っておいた
お弁当用のサンドイッチを、
ベンチに座りながらピクニック気分でスロヴァキアのレモンビールといっしょにいただく。
それがもう、 ほんとうに おいしくって!
2013.5.6
ポーランドは霧 、
不思議なくらい 移動中には 必ず霧がかかっていた。
ぼう っとしていると、すいこまれそう。
シャウレイとカウナスを経て、リトアニアを抜けて、
ポーランドのクラクフ、アウシュビッツやヴィエリチカ岩塩坑へ。
2人の移動のペースの早さに驚く。
そして私が1時間くらいかけて脱線しながら調べる、目的地への行き方などを、
5分くらいで調べてしまうのがすごくって、
わたしはもう、宿探しという名のネットサーフィンだけしている。
楽だ。まかせよう。
2013.5.5
リガで、俊くんが合流。
3人揃っての、初日の宿はひどかった。
そこのオーナーの体臭がテロなんじゃないかってくらい強烈だったり、
俊くんのベットだけ、シーツの下に血のりのようなものもついていたりして笑えた。
南へ。
2013.5.2
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